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ハルワー・プーリーHalwa Puri レシピ

حلوہ پوریハルワー・プーリー

地域
パキスタン(ラホール(パキスタンのパンジャーブ))
分量
4人分
公開
金属の皿にのせたハルワー・プーリー。ふくらんだプーリー2枚に、アーモンドとピスタチオを散らしたスージーのハルワーと、じゃがいも入りのチャネーの小鉢が並ぶ。奥に白い飲み物の入った金属のコップ

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ハルワー・プーリーは、甘いハルワーと、揚げたてのプーリー(ふくらんだ揚げパン)、ひよこ豆の煮込みのチャネーを一緒に食べる、パキスタンのパンジャーブの朝食です。プーリーをちぎって、甘いハルワーと辛いチャネーを交互にすくいます。

ハルワーは、スージー(粗挽きのセモリナ)をギーで炒り、砂糖のシロップで煮たものです。チャネーは、玉ねぎもトマトも使わない、さらりとした黄色い汁に、ひよこ豆とじゃがいもが入ります。3品を同時に仕上げるので、手順はひよこ豆を浸すところから、揚げたてのプーリーを出すところまで、作る順に並べています。

ハルワー・プーリーとは

ウルドゥー語では「حلوہ پوری」と書きます。ハルワーはスージーや豆、ベサン(ひよこ豆の粉)などを砂糖とギーで煮詰めた甘いもの、プーリーは小麦粉の生地を薄くのばして揚げたパンです。ここで作るハルワーは、ウルドゥー語でスージー・カー・ハルワー(スージーのハルワー)と呼ばれます。チャネーは、ひよこ豆を意味するチャナーの複数形で、パキスタンのウルドゥー語の新聞ジャングの料理面には、3品をまとめた「ハルワー・プーリー・チャネー」というレシピが載っています。

日曜の朝と、休みの日の朝食

ジャングの料理面の記事は、ハルワー・プーリーを、パーエー(羊や牛の足の煮込み)やニハーリー、ラッスィーなどと並ぶパンジャーブの朝食として紹介しています。同じジャングの別の記事は、こうした土地の朝食は休みの日によく選ばれると書いています。さらに別の記事は、ラマダーン月のセヘリー(夜明け前の食事)の定番の一つに、ハルワー・プーリーを挙げています。

ジャングのコラムニスト、ヤースィル・ピールザーダは、日曜には家族を連れて土地の朝食を食べに出かけると書き、ラホールで食べられる品の一つにハルワー・プーリーを挙げています。パキスタンの国営通信社APPは、ラホールの北西のシェイクープーラで、日曜の朝にハルワー・プーリーを揚げるかまどが見慣れた光景になっていると伝えています。

ラホールの店と、由来の話

パキスタンの英字紙ドーンの雑誌サイト「ドーン・イメージズ」は、記者がラホールのハルワー・プーリーの店5軒を食べ比べた記事を載せています。記事は、ハルワー・プーリーを、薄くふくらんだ揚げパンのプーリーとハルワーに、ひよこ豆とじゃがいもの煮込みを添えたもので、ラホールの人に愛される朝食と説明しています。記事で紹介された店のうち、タージ・マハル・スイーツは午前3時半から、サーディクは夜明けの礼拝の時刻から、どちらも昼過ぎまで店を開けています。

同じ記事によると、ハルワー・プーリーはインド亜大陸、主にパンジャーブで生まれたとされます。記者が話を聞いた店主のうち2人は、1947年の分離独立の前にヒンドゥーの人々が始めたものだと話しましたが、確かなことは知らないとしています。老舗のサーディクの店主は、祖父が1880年にアムリトサル(いまのインド側のパンジャーブ)で売り始め、1948年にパキスタンに移ったと話しています。

この記事の配合

ハルワーは、ジャングのスージー・カー・ハルワーのレシピ、パキスタンのサイト「ブランドシナリオ」のウルドゥー語版、パキスタンの料理番組チャンネル「マサーラーTV」、パキスタンの英字紙ザ・ニューズの週刊誌に載った料理動画サイト「フード・フュージョン」のレシピを比べました。スージーと砂糖を同じ体積にするのがジャングとフード・フュージョンの2件、砂糖が少し少ないもの(ブランドシナリオ)と多いもの(マサーラーTV)が1件ずつだったので、同じ体積に合わせて、スージー150gに砂糖180gとしています。シロップを先に作ってから注ぐのは、ブランドシナリオのやり方です。

チャネーは、マサーラーTVの「ラホールの朝食」の回のひよこ豆を骨格にしています。材料に玉ねぎもトマトもなく、マスタードシード、カロンジー(ニゲラシード)、カスーリー・メーティー(乾燥したフェヌグリークの葉)で香りをつけるものです(ページには材料だけが載っています)。そこに、ドーン・イメージズの記事のように、じゃがいもを一緒に煮ます。ターメリックやコリアンダー、クミン、しょうがとにんにくは、ジャングのレシピから加えています。

プーリーの生地は、ジャングとマサーラーTVのレシピにならってマイダー(インドやパキスタンの精製小麦粉)で作ります。マイダーは日本では手に入りにくいので、サモーサーやナーンの記事と同じく中力粉を使います。

ハルワー・プーリーのレシピ:材料(4人分)

下ごしらえ 8時間20分(ひよこ豆の浸水を含む) 加熱 2時間30分

スパイスの配合 4人分で計16.3g
  • クミン4g
  • 赤唐辛子3.8g
  • コリアンダー2g
  • マスタードシード1.8g
  • ターメリック1.5g
  • カロンジー1.2g
  • カスーリー・メーティー1g
  • グリーンカルダモン1g

ひよこ豆を浸す

  • 乾燥ひよこ豆(大粒の白いもの)(Amazon|楽天)200g
  • 水(浸す用)800ml

ひよこ豆をゆでる

  • 水(ゆでる用)1L
  • 重曹1g(小さじ1/4)

チャネーのテンパリング

  • 植物油40g(大さじ3)
  • マスタードシード(ホール)(ブラウンまたはブラック)(Amazon|楽天)1.8g(小さじ1/2)
  • クミン(ホール)(Amazon|楽天)2g(小さじ1)
  • カロンジー(ホール)(ニゲラシード)(Amazon|楽天)1.2g(小さじ1/2)
  • しょうが(すりおろし)5g(小さじ1)
  • にんにく(すりおろし)5g(小さじ1)

チャネーのマサーラー

  • ターメリック(パウダー)(Amazon|楽天)1.5g(小さじ1/2)
  • レッドチリパウダー(唐辛子だけの粉)(Amazon|楽天)3.8g(小さじ1と1/2)
  • コリアンダー(パウダー)(Amazon|楽天)2g(小さじ1)
  • クミン(パウダー)(Amazon|楽天)2g(小さじ1)
  • 水(スパイスを溶く用)50ml

チャネーを煮る

  • じゃがいも(2.5cm角に切る)300g(中2個)
  • 水(煮る用)600ml
  • 塩11g(小さじ2弱)
  • 青唐辛子(縦に切り目を入れる)2本(6g)
  • カスーリー・メーティー(Amazon|楽天)1g(大さじ1)
  • パクチー(コリアンダーの葉)(刻む)5g(大さじ2)

ハルワーのシロップ

  • 水(シロップ用)600ml
  • グラニュー糖180g

スージー・カー・ハルワー

ハルワーの飾り

  • アーモンド(生・無塩)(Amazon|楽天)10g
  • ピスタチオ(無塩・殻なし)(Amazon|楽天)10g

プーリーの生地

  • 中力粉300g
  • 塩3g(小さじ1/2)
  • 植物油(生地用)13g(大さじ1)
  • ぬるま湯(35〜40℃)135ml
  • 植物油(手と生地に塗る用)5g(小さじ1強)

プーリーを揚げる

  • 揚げ油(植物油)1L

道具

  • 鍋(ひよこ豆をゆでる。容量3L以上でふたつき)
  • 厚手の鍋(チャネーを煮る。直径20cm以上でふたつき)
  • 小鍋(シロップを温める)
  • 厚手の鍋かフライパン(ハルワーを炒る。直径20cm以上で、焦げつきにくいもの)
  • 柄の長い木べら(ハルワー用。30cm以上あると、はねから手を離せる)
  • カラーヒー(中華鍋形の深い鉄鍋。直径24cm以上の揚げ鍋や中華鍋でもよい)(楽天)
  • 揚げ物用の温度計(揚げ油の温度を測れるもの。なければ菜箸の泡で目安を見る)(Amazon|楽天)
  • めん棒
  • 網じゃくし
  • 網つきのバット

作り方

  1. ひよこ豆を浸す

    前の晩に、乾燥ひよこ豆200gを水で2〜3回洗い、ボウルに水(浸す用)800mlと一緒に入れて8〜12時間浸す。室温が25℃を超えるときは冷蔵庫に入れる。ざるにあけて、浸した水を捨てる。

  2. ひよこ豆をゆでる

    鍋にひよこ豆、水(ゆでる用)1L、重曹1gを入れて強火にかける。煮立つと泡が一気にふくらんでふきこぼれやすいので、鍋のそばを離れず、浮いた泡を取る。ふたを少しずらしてのせ、弱火で60〜90分、ひよこ豆が指で軽くつぶれる柔らかさになるまでゆでる。ざるにあけ、ゆで汁は捨てる。

  3. プーリーの生地をこねる

    ひよこ豆をゆでているあいだに、ボウルに中力粉300gと塩3gを入れて混ぜ、植物油(生地用)13gを加えて指先ですり込む。ぬるま湯135mlを3回に分けて加えながらまとめ、台に出して5分、なめらかで固めの生地になるまでこねる。ボウルに戻してぬれ布巾をかぶせ、のばすまで(20分以上)休ませる。

  4. チャネーの下ごしらえをする

    じゃがいも300gの皮をむいて2.5cm角に切る。青唐辛子2本に縦に切り目を入れる。小さな器に、ターメリック1.5g、レッドチリパウダー3.8g、コリアンダー(パウダー)2g、クミン(パウダー)2gを入れ、水(スパイスを溶く用)50mlで溶く。

  5. テンパリングをする

    厚手の鍋に植物油40gを中火で熱し、マスタードシード1.8gを入れる。パチパチと弾け始めたら、種が飛ぶのでふたを半分かぶせる。弾ける音が落ち着いたら、クミン(ホール)2gとカロンジー1.2gを加えて10秒混ぜる。弱火にし、しょうが5gとにんにく5gを加えて30秒、生のにおいがなくなるまで炒める。

  6. マサーラーを炒める

    手順4で水に溶いたスパイスを加える。はねやすいので、ふたを手に持って顔を離して入れる。弱めの中火で1〜2分、鍋底から混ぜながら、水分がとんで縁に油がにじみ出るまで炒める。

  7. じゃがいもとひよこ豆を煮る

    じゃがいもを加え、1分炒めてマサーラーをからめる。ひよこ豆、水(煮る用)600ml、塩11g、青唐辛子を加えて強火にする。煮立ったらふたをして弱火で20分、じゃがいもに竹串がすっと通るまで煮る。ふたを取り、カスーリー・メーティー1gを手のひらでもみながら加えて、中火で2分煮る。汁はさらりと残るくらいでよい。火を止め、パクチー5gを散らす。

  8. ハルワーのシロップを作る

    チャネーを煮ているあいだに、小鍋に水(シロップ用)600mlとグラニュー糖180gを入れて中火にかけ、混ぜながら砂糖が溶けるまで温める。煮立ったらごく弱火にして、熱いまま置いておく。アーモンド10gとピスタチオ10gは粗く刻む。

  9. スージーをギーで炒る

    グリーンカルダモン5粒は、さやを指で軽く割る。厚手の鍋かフライパンにギー120gを弱めの中火で溶かし、カルダモンを入れて30秒熱する。スージー150gを加え、木べらで鍋底から絶えず混ぜながら8〜10分、薄いきつね色になって、香ばしい香りが立つまで炒る。焦げると苦くなるので、色づき始めたら火を弱める。

  10. シロップを注ぐ

    いったん火を止める。熱いスージーにシロップを注ぐと、湯気と熱い粒が勢いよく噴き上がる。鍋から顔と手を離し、柄の長い木べらで混ぜながら、熱いシロップを4回に分けて少しずつ注ぐ。腕にかからないように、長袖か鍋つかみを使う。

  11. ギーが分かれるまで煮る

    弱めの中火にかけ、だまにならないように絶えず混ぜながら5〜7分煮る。煮詰まってくると、ぽこっと弾けて熱い粒が飛ぶので、顔を近づけない。生地が鍋肌から離れてひとまとまりになり、縁にギーがにじみ出てつやが出たら、ふたをしてごく弱火で3分蒸らす。刻んだアーモンドとピスタチオの半量を混ぜ、残りは盛るときに散らす。とても熱く、肌につくと離れにくいので、味見は小皿に取って冷ましてから。

  12. 揚げ油を熱する

    換気扇を回す。カラーヒーに揚げ油1Lを入れる。油は鍋の深さの半分までにする。中火にかけ、揚げ物用の温度計の先を油の中ほどに入れて(鍋底に当てない)、165〜170℃にする。温度計がないときは、乾いた菜箸の先を鍋底に当て、箸全体から細かい泡がすぐに上がってくれば170℃前後の目安。煙が出たらすぐに火を止める。揚げている間は鍋のそばを離れず、水やぬれた布巾を鍋の近くに置かない。万一火が出たら、水をかけずにふたをして火を止める。

  13. プーリーをのばす

    油を熱しているあいだに、生地を8等分(1個約57g)にする。手に植物油(手と生地に塗る用)5gを少しずつ塗りながら、ひびのない丸い団子にする。打ち粉は使わず(粉が油に落ちて焦げるため)、めん棒で直径16cm、厚さ2mmほどの円にのばす。のばしたものは重ねず、乾いた布巾の上に並べる。

  14. プーリーを揚げる

    水気がつかないように手をふいてから、プーリーを1枚、鍋の手前の縁から向こうへすべらせるように入れる(手前から投げ入れると油がはねる)。浮いてきて片面がふくらんだら、網じゃくしで返し、合わせて40〜60秒、両面が薄いきつね色になったら取り出す。網つきのバットに立てて油を切る。1枚ごとに温度計を見て、165〜170℃を保つ。残りも同じように揚げる。揚げ終わったらすぐに火を止め、油が冷めるまで鍋を動かさない。

揚げたてのプーリーを皿にのせ、ハルワーとチャネーを小さな器に盛って添え、プーリーをちぎって交互にすくって食べます。ドーン・イメージズの記事は、甘いラッスィーがなければこの食事は完成しない、と書いています。

料理科学:ハルワーは炒ってから、熱いシロップで煮る

スージーをギーで炒る

この記事で読んだハルワーのレシピのうち、手順まで書いている4件は、どれも先にスージーをギー(または油)で炒ってから、水分を加えています。ジャングのスージー・カー・ハルワーのレシピは、焦がさず均一に火が通るように、弱火で絶えず混ぜながら、薄いきつね色になって炒った香りが立つまで炒ると書いています。フード・フュージョンのレシピも、香りが立って色が少し変わるまで、弱火で5〜6分炒っています。

この記事でも、手順9で8〜10分、薄いきつね色になるまで炒ります。焦がすと苦みが出るので、色づき始めたら火を弱めます。

熱いシロップを注ぐときは、はねに注意

ブランドシナリオのレシピは、水と砂糖を先に温めて砂糖を溶かしておき、炒ったスージーに注ぎます。注ぐと湯気が上がるので気をつけるように、とも書いています。スージーを炒っているギーは、水が沸く100℃より熱いので、そこに水分が入ると一気に沸いて、湯気と熱い粒が噴き上がります。手順10で、火を止めてから、柄の長い木べらで少しずつ注ぐのはそのためです。

シロップを注いだら、ブランドシナリオのレシピのように、だまにならないよう絶えず混ぜます。煮詰まって水分が減ると、砂糖の入った生地は100℃より熱くなり、肌につくと離れにくいので、煮詰めている間も顔を近づけません。

ギーが分かれたらでき上がり

ブランドシナリオとフード・フュージョンのレシピは、水分がとんで、ギーが分かれてにじみ出てきたらでき上がりとしています。ジャングのスージー・カー・ハルワーのレシピとフード・フュージョンのレシピは、鍋肌から離れるまで煮るとしています。手順11では、この2つを目安にしています。

料理科学:プーリーがふくらむ理由

固い生地をこねる

ジャングのプーリーのレシピは、生地をとても固くこね、長くこねるほどプーリーがよくなると書いています。ジャングとフード・フュージョンのレシピは、こねた生地を15〜20分休ませています。この記事では、粉300gにぬるま湯135mlの固めの生地にして、20分以上休ませます。

片面がふくらんだら返す

ジャングのレシピは、熱した油に1枚ずつ入れ、片面がふくらんだら返し、薄いピンクがかったきつね色で取り出すとしています。フード・フュージョンのレシピは、油を160〜170℃にしています。薄くのばした生地を熱い油に入れると、生地の中の水分が水蒸気になって、プーリーがふくらみます。この記事では、手順13で厚さ2mmほどにそろえてのばし、手順14で片面がふくらむのを待ってから返します。

打ち粉の代わりに油を塗る

フード・フュージョンのレシピは、手に油を塗って生地を分け、玉に油を塗ってから、めん棒でのばしています。この記事でも、打ち粉は使わず、手と生地に油を塗ってのばします。打ち粉を使うと、揚げているあいだに粉が油に落ちて焦げることがあります。

チョーレーとの違い

同じサイトのチョーレー(チャナー・マサーラー)は、ひよこ豆を紅茶と一緒に黒っぽく煮て、玉ねぎとトマトのソースで煮込み、炒って挽いたチョーレー・マサーラーで仕上げます。この記事のチャネーは、玉ねぎもトマトも使わず、ターメリックで黄色い、さらりとした汁にじゃがいもを入れます。香りは、マスタードシードとカロンジーを油で弾かせ、カスーリー・メーティーで仕上げます。ゆでるときに重曹を入れる理由は、チョーレーの記事の料理科学の節で説明しています。

南インドでは、プーリーに汁気のあるじゃがいものマサーラーを添えます(プーリー・マサーラー)。マハーラーシュトラでは、甘いシュリーカンドをプーリーと一緒に食べます。ハルワー・プーリーは、甘いものと辛いもの、両方をプーリーに添えるのが特徴です。

店や家庭による違い

ハルワー

  • 色:ジャングとマサーラーTVのレシピは黄色の、フード・フュージョンのレシピはオレンジ色の食用色素を、水に溶かして加えます。ドーン・イメージズの記事は、ラホールのバット・スイーツのハルワーを、色素を使わず甘すぎないものとして紹介しています。この記事では色素を使いません。色をつけるときは、手順8でシロップに黄色の食用色素(粉末)0.3g(小さじ1/8)を溶かします(この記事の目安)。
  • ナッツとドライフルーツ:ジャングの「ハルワー・プーリー・チャネー」のレシピは、ココナッツ、レーズン、カシューナッツ、ピスタチオ、アーモンドを各20g入れます。マサーラーTVのレシピは、メロンの種を加えます。
  • コーヤーを入れる:ドーン・イメージズの記事によると、ラホールのタージ・マハル・スイーツのハルワーは、コーヤー(牛乳を煮詰めた固形分)を使った黄色みのある茶色のハルワーです。
  • 甘さ:ジャングの「ハルワー・プーリー・チャネー」のレシピは、砂糖をスージーの重さの2倍にしています。この記事は、ほかのレシピに合わせて砂糖を控えています。

チャネー

  • 玉ねぎを使う:ジャングの「ハルワー・プーリー・チャネー」のレシピは、玉ねぎ1個をクミンと一緒に油で炒めてから、スパイスとひよこ豆を加えます。この記事の材料に加えるときは、薄切りの玉ねぎ100gを手順5でしょうがとにんにくの前に入れ、しんなりするまで3〜4分炒めます。
  • トマトとクリーム:フード・フュージョンのレシピは、すりおろした玉ねぎとトマトを炒め、仕上げに生クリームとバター、カスーリー・メーティーを加えます。
  • じゃがいもを別に煮る:マサーラーTVのレシピは、じゃがいものタルカーリー(煮もの)を別に作ります。ドーン・イメージズの記事によると、ラホールのカラーチー・スイート・ショップは、ひよこ豆とじゃがいもを別に煮て重ねて出し、サーディクはメーティーで煮たじゃがいもをひよこ豆に加えます。

プーリーと添えもの

  • ギーで揚げる:マサーラーTVのレシピと、ジャングのプーリーのレシピは、ギーで揚げています。
  • 全粒粉を混ぜる:ジャングのプーリーのレシピは、アーター(全粒粉)とマイダーを合わせています。
  • 添えもの:ドーン・イメージズの記事によると、ラホールの店では、玉ねぎの薄切りや、マンゴーのアチャール(漬けもの)、じゃがいもを炒め煮にしたアールー・ブジヤーを添える店もあります。

手に入りにくい材料の代用

  • スージー:スーパーで売っている細かいセモリナ粉(パスタ用のデュラム小麦のもの)でも作れます。粒の食感は少なくなります。炒るときは色を見て、薄いきつね色になったら次に進みます。
  • ギー:ジャングの「ハルワー・プーリー・チャネー」のレシピのように、植物油で作れます。ギーの香りはなくなります。バターは水分と乳の固形分を含み、焦げやすくはねやすいので、ハルワーには使いません。
  • 中力粉:強力粉と薄力粉を150gずつ合わせて使えます。
  • カロンジー:なければ省きます。
  • マスタードシード:なければ省きます。省くときは、手順5でクミンとカロンジーから始めます。
  • カスーリー・メーティー:なければ省きます。
  • 青唐辛子:手に入らなければ、ししとう2本を使います。辛みはほとんどなくなります。
  • ひよこ豆の水煮缶:汁気を切って480gを使います。手順1と2を省き、手順7でひよこ豆を加えます。塩は、食塩入りの缶なら8g、食塩不使用の缶なら11gにします。

保存

  • プーリー:揚げたてがいちばんおいしく、時間がたつとしぼんで固くなります。ドーン・イメージズの記事も、サーディクのやわらかいプーリーはすぐに食べるべきだとしています。生地は揚げる直前にのばします
  • ハルワー:保存容器に入れて冷蔵で2日(この記事の目安)。冷えると固まるので、水15ml(大さじ1)を加え、弱火で混ぜながら温め直します
  • チャネー:保存容器に入れて冷蔵で2日(この記事の目安)。冷凍は、じゃがいもの食感が変わるのでおすすめしません

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出典

本文とレシピは、上の情報源を比べたうえで独自に組み立て直したものです。